●松
にゃんにゃん共和国の小国、悪童同盟の一国民。
藩王である悪童屋に仕事を投げられたり、余計な事を言ってツッコミを受けるのが主な仕事。
性格は頑固でマイペース。
当たりは柔らかくノリは軽いが、甘えてかかられると突っぱねるタイプ。
いわゆるデレツンと見せかけておいて、単なる堅物という見解が出ている。
接近戦に異常なほどのロマンを燃やし、泥臭く生き残るよりカッコよく散るのを好む。
この辺り、共和国より帝国の気風であり、勝つために最善手を尽くしたら後は笑って待つ男。
今回の見合いにあたっては、オーマ相手には愛より先に育むものもあるだろうという事で、潔く男の格好でやってきた。
言い寄られたらそれはそれ、その場で色々考えてみようとは思っているものの、まぁ見向きもされんのじゃなかろかなというのが本人の所感。
黒オーマ相手なら、騎士道やら剣術やらで盛り上がれそうなんだがなぁと楽しみにしているらしい。
日頃は文族仕事をこなすために国内を飛びまわっている。
仕事の手の速さをウリに、悪童同盟にまつわるエピソードや風説を作っては書き作っては書き、立派に悪童屋像を一人歩きさせた張本人。
『俺が可愛いもの好きとか余計な事かいて! バカ! バカ! 松のバカ!』
台詞だけ抜き出せばかなりツンデレじゃねぇかなぁ、とか考えて殴られたのもご愛嬌。
とりあえず今日も元気に砂にまみれ、文章を書く生活を送っている。
実はわんわん帝国は伏見藩国の出身。というか藩王のマブダチ。
悪童屋とはその頃にも付き合いがあり、ひっそり師匠と呼んだりしている。
トモエリバーで水泳したぐらいI=D関係のキャリアは古く、フェイク2で従軍した経験も持つ。
一応、悪童同盟でもテストパイロットを勤めており、独自兵器開発にも一枚噛んでいる。
が、悪童同盟での出撃経験は未だなく、切り札のフリをして伏せられたブタ札だと自称する事もしばしば。
本当の所は誰も知らないどころか、本人も色々とよくわかっていない。
とりあえず、出陣できたら白兵戦する気マンマンで待機中。でも独自兵器は航空機。
肝心なところがテキトーなあたり、猫に染まってきた気がしないでもない今日この頃。